大地は、生と死を巡らせる。
大地は生きたものたちの血も涙も受け止め、それらを巡らせ、いつか一滴の水として海へ宙へと帰す。
指先に触れたこの水も、いつかの誰かの記憶を持つのか。この水は、巡りゆく歴史のなかの誰かの声を孕むのか。
時代を巡るほどに膨れ上がる一滴の記憶。この一滴はなにを語るのか。そしてその一滴の声を、私たちはどう聴くのか。
Words: Chie Sawaguchi
本楽曲は、彼女の代表曲であり国内外で人気が高い「千年の恋」を制作した作詞:沢口千恵と作曲:野沢香苗が再びタッグを組み制作したものである。 7/8、5/8、6/8、という複雑な変拍子を使ったメロディーであるにもかかわらず、歌として難解にならず聴こえてくるのは5.7.5のリズムを持つ日本語特有のものだろう。 沢口の描く美しい日本語の歌詞と、野沢のキャッチーなメロディがうまく絡み合い、サウンドプロデュースを担当した寺嶋民哉のアレンジが力強くも美しいこの楽曲の世界観を見事に表現している。
作詞:沢口千恵 作曲:野沢香苗
編曲:寺嶋民哉
ヴォーカル・二胡:野沢香苗
ピアノ:古垣未来
ギター・マンドリン:渡辺具義
本作「羽ばたきの鳥」は、ドラゴンボール主題歌「魔訶不思議アドベンチャー!」の作曲などで知られる池毅作曲、作編曲・作詞・アーティストとしてマルチに活躍する桐岡麻季が作詞を担当し、野沢香苗の柔らかな歌声をフィーチャーし新たに書き下ろした。 映画・アニメ・オペラなどで数多くの作品を手掛ける寺嶋民哉がサウンドプロデュースと編曲を行い、ギターとストリングスの優しいサウンドが心地よい楽曲だ。
作詞:桐岡麻季 作曲:池 毅
編曲:寺嶋民哉
ヴォーカル・二胡:野沢香苗
ギター:渡辺具義
2曲を収録した会場限定販売のCDです。(CD-R)
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